カーボンニュートラルをアピールする企業が増加している昨今、製品やサービスの中には国際的な基準に基づいておらず、アピールの実態が不明瞭ということでグリーンウォッシュの印象を与えてしまう可能性があるのが現状です。
カーボンニュートラルを謳う製品やサービスが世に多く出てきていますが、国際規格に基づいて検証を行った上でカーボンニュートラル宣言をすることで、その主張に信頼性を与えることができます。
そして、そのカギとなるのがPAS 2060(ISO 14068)です。
そこでこちらのページでは、
の順番でご紹介していきます。
PAS 2060(ISO 14068※)は、カーボンニュートラル(CN)実現の実証のために使用する国際的に適用可能な認証規格となり、その主張に信頼性を与えることができます。
※2023年11~12月にPAS 2060がISO規格化
具体的には、「カーボンニュートラル」を証明したい対象(製品・サービス/イベント/事業活動)から生じる温室効果ガス(GHG)排出量を定量化・削減し、どうしても削減できない排出量はクレジットによりオフセットし、カーボンニュートラルであることを宣言する、という仕組みです。
PAS申請書を作成するには、企業もしくは製品(サービス)からのCO₂排出量の算定を行い、
排出量をクレジットで相殺する必要があります。
PASではCFP(カーボンフットプリント)の算定を行ったうえで、下記画像にあるような「規格に準拠する算定および結果の報告」が求められます。そのため算定や報告に関する、一定程度のノウハウが必要です。
ポイント【2】クレジット選定が必要
PASでは、下記にあるような条件をクリアしたクレジットしか使用することができません。「信憑性のあるクレジットを選定する」という難しさがあります。
ブルードットグリーンのカーボンニュートラル認証取得支援では、対象の排出量算定からクレジットの調達、申請書作成までを一貫して対応いたします。
弊社にはLCAエキスパート(カーボンフットプリント算定における専門人材)が在籍しており、専門知識を活かしながらお悩みに寄り添った支援を提供いたします。加えて英国規格協会の日本現地法人「BSI」のACP*に加盟。求められることを理解したうえでの、報告書作成が可能です。さらに海外ネットワークも豊富に保有。こうした繋がりやノウハウのもと、企業価値向上という目標を達成するために一緒に伴走してまいります。
*ACP:アソシエイト・コンサルタント・プログラム